第4夜 古希なカップル♪ [華麗なる酔っぱらい]
先日、居酒屋さんから代行依頼があり、到着し声かけ、お客さんを待ってると
出てきたのは年配のご夫婦に見えるお二人でした
お酒の席も良い席であったようで、お二人ともご満悦の様子!!
わたくしはふと「きっと同窓会か何かで久しぶりに旧友と酒を酌み交わしたのだろう・・・」と想っておりました(同窓会や同期会の時、人は本当にいい笑顔ができるものです)
駐車場まで移動しお客様の車に乗り込み、お帰り先を聞いたところ
おじいちゃん「運転手さん、○○ってゆうラブホテルしってる?そこまで行って」と
わたくし内心(Wow!!マジか、マジなのか)と想いつつ、冷静に「かしこまりました。」と
すると
おばあちゃん「すぐるさん(仮名)、今日は□□ホテルに行かない?」
すぐるさん「そういえば、さっちゃん(仮名)あそこ行ってみたいって言っとたな、運転手さん□□へ向かって!!」
(□□ホテルは県内でも人気ナンバー1のゴージャスなラブホテルである)
わたくし冷静に「かしこまりました。」
道中、お二人はいちゃいちゃしておりましたが、なぜかいやらしくなく、むしろ爽やかな感じを受けました(秋の夜長に金木犀が香るようなそんな感じ)
お二人のお話を聞いてると、言葉の端々に相手を思いやる様子が見え
わたくしもお二人さんみたいな夫婦になりたいな~と想っておりました。
わたくし、ちと気になって
わたくし「お客様、今日は遠方からおいでですか?」と
(代行料金が高いため、ホテルに泊まるのかと思い聞いてみました)
すぐるさん「男と女がラブホテルに行ったらやることは1つじゃろが」
さっちゃん「まぁ、いやですよ~」と
その後、お二人ともかなり気さくな方で、年をとった時の性生活のあり方(厳密にはやり方)を教えてもらいました。
(詳しくはとてもじゃないが書けない、ご想像におまかせ!!)
お二人さん、聞くところによるとご夫婦ではなく、御歳70歳になるそうで、同期生らしく
伴侶をなくされ、さみしく生活していた処、同期会(還暦祝い)で再び出逢い、現在に至るそうです
(今日は古希のお祝いを両方の家族でお祝いしてたそうです)
お二人さん、実は学生時代ともに初恋どうしであったが、なかなか言えず(ご時世だろうか?)
就職で地元を離れ、逢えなくなったそうな・・・
そんな折、同期会で出逢い当時の情熱がよみがえったそうです
お二人さんを見てると人生いろいろあったが、とても幸せそうで、見ているこちらが自然と笑みがこぼれるくらいに楽しそうでありました
わたくし、愛だ恋だは、いずれなくなるものだと思ってましたが、お二人をみてると
地球がグルグルまわっているのは、愛のおかげかも知れないと想う今日この頃でした。
ちなみに、すぐるさん、息子を元気にするには、お薬などの力は一切使ってなくて
呼吸法と、さっちゃんの若かりし顔だそうです(さっちゃんがはにかみながら、言ってました)
すぐるさん「人生、楽しんだもの勝ち!!」と笑顔で言っているのがとても印象的でした。
ごちそうさま
まけへんよ!!
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2014-04-01 15:58
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